新築マンションを買う契約をする時に、売主のマンション業者から重要事項説明書を渡され読んでおくようにいわれただけで、説明はしてくれませんでした。周辺の環境が悪く、業者の責任を問いたいのですが。

A.宅建業者が契約前に取引主任者をして重要事項を説明することは業者の責務であり、これを行っていないことは宅建業法に違反します。また、工場のばい煙や臭気等の環境に関するものは、「環境瑕疵」といわれトラブルになることがあります。宅建業者には「契約の締結の判断に影響を及ぼす事項」について、「重要事項」として説明する義務がありますので、その環境に関する事項がこれに該当する場合は、説明をしなかった宅建業者に責任を追及することができます。

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